活元運動　研究会 - 氣付きの道先案内人。やまのうえスタヂオ

こんにちわ　

和歌山で魔女修行中のわたしです。

わたしの夫は

野口整体の流れをくむ二宮式整体の

和歌山支部長として整体師をしています。

二宮式前田整体HP

最近では施術するだけではなく

それぞれが自分のセルフケアをできるように『整体セルフケアクラブ』をたちあげて

お話会や季節の整体を指導しています。

わたしはその中の活元運動研究会というものに毎月参加しているので、それについてレポートです。

そもそも野口整体とは

昭和２０年代に野口晴哉さんが提唱した整体法で、愉気法、体癖論、活元運動から構成されます。

活元運動はその中のひとつで、身体がみずから不調を回復する動き、無意識の働きを促すための体操のようなものです。

公益社団法人整体協会というところが京都で開催しているんですが、身近に体験できるように活元運動を研究する会ということで和歌山で開催しています。

まず初めに身体の基本的な仕組みを整体の観点からお伝えすると

例えば正座をしてるとしましょう。

長い間していたら足がしびれてきますよね。

立ち上がったらしびれはとれるのに

（いやいや～相手に失礼だから。私だけ足を崩すなんて。。。）という固定概念が邪魔をして

さらに正座をしつづけるとします。

しまいには血流が悪くなって壊死するかもしれません。

これはたとえ話なので

（そんなやつおらんやろ～）

と思われるかもしれませんが

会社だとどうでしょう？

ちょっと体調悪いという最初のサインで

休んでいればエライことにならないのに

無理して出勤するのはよくある話ですよね？

身体からしてみればこのままでは壊れてしまうので違和感とか、不快というサインを出しているのに

人間の思考が「こうあるべき」

というので薬を飲んで無理しても続ける。

どんどんサインに気付かなくなる＝鈍くなる

身体は野生なので

ただただ『いのち』を守るために健気にメッセージを送り続けてくれてるんです。

本来なら、違和感に氣付いて

変えたらいいだけなのに

活元運動は

痛いところや病気や症状を治すためにするんじゃないんです。

そういう思考優先で鈍った身体を整えて野生のカンを取り戻し自分で氣付けるためにするものなのです。

以下引用↓

”みなさんの体は一生懸命生きてる内に頑張り過ぎて、我慢し過ぎて、慣れて、鈍って、感じられなくなっているので

「止める必要性を感じなくなっている。」のです！！！！！

活元運動は背骨と骨盤を整えることによって、体の生きるための感覚をピカピカに復活させることが出来るのです。

何をするにしても、鈍った体で何かを感じて、何かを考え、何かを行動しても、やはりすべてが鈍いのです。

活元運動は、このベースをしっかりするためにやるんです。

いい感覚になれば...
もう言わなくても分かりますよね(笑)

もともとすばらしい体なんですから、すべてがいい方向にむかうに決まってます。

痛みや熱、しびれやかゆみ、不安などすべては何かのやり過ぎから、生命を守る、生きるために必要な治癒反応であり

調整機能なんです。

問題は何かやり過ぎに気付けなかったことです。

活元運動は症状や病気を治す治療ではありません。

「体を整え、気付ける体にする。」

あとは「気付けば、変わる。」のです。”