La Colline theatre ちいさな丘の絵本みたいな物語。
こんにちわ
和歌山のやまのうえで
魔女修行中のわたしです
アートイベント
ラ・コリーヌ・テアトルを
今年もお手伝いしてきた報告です。
そもそも ラ・コリーヌ・テアトル
とは?
舞台照明デザイナーであり
アースバックハウスのビルダーでもある
山口あきら氏が主催する芸術祭です。
限界集落の山の中に
セルフビルドした小屋が立ち並ぶ
デュニヤマヒル
デュニヤマヒルHP
畳ハウス、ガラスハウス、ストローベールハウス、アースバックハウス、という
個性際立つ小屋が
所狭しと建てられています。
あきらさんのことは
以前よりセルフビルド繋がりだったので
近況は存じ上げていましたが
最近どうやら舞台をたてていて
SANKAKU劇場と名付けて公演をやるつもりらしい。
という流れから連絡をいただきました。
「こういうイベントしたいんだけど~」
とあきらさん。
「やりましょう」
とわたし。
そして
今年も開催する運びとなったのです。
デュニヤマヒルだけでも
どこを切り取っても可愛いのに
植物装飾や作品の展示
ライブ
舞踏などもある三日間なのです。
それぞれの時間軸の中で
様々なドラマが生み出される
濃厚なひととき。
そのうちの一つの物語をご紹介します。
『一日目』
普段イベントのデコレーションなどを
手掛けるアーティストの
momoちゃん。
今回は植物の冠をたくさん編んできて
人間デコレーションに挑戦。
みなさん、とてもよくお似合い★
おかげで
いい感じの写真が
たくさん撮れましたよ。
娘(七歳)も
学校帰りにイベントに参加。
飲み物の王冠をお皿に見立てて
何やら作り始めました。
家でも絵をかいたり
工作が好きな娘の
アート心がさらに爆発。
しかも、ここには否定する大人は
一人もいないどころか
色合わせを褒めてくれたり
さらなる可愛い実の提案までしてくれる。
『二日目』
役割を考える。
ついてきたいという娘に
会場を
花や植物で飾るデコレーションやったら?
と伝えたら
ますますやる気になって
あちこちを飾りだしました。
お昼に舞踏の
上杉満代舞踏会の公演が行われる
デッキステージも華やかに。
デコレーションがさらにあちこちに
増える。
なんとも良い遊び
三日目
カフェスタッフのえっちゃんや
刺繍の先生でもありながら
世界をかけるバイヤーの、のんちゃんが可愛い植物を一緒に探してくれて花材がさらに充実しだす。
さすが仕入れのプロ
だんだん仲間も増えてきた!
葉っぱのお皿に盛ってみたり
セロハンテープで貼ってみたり
ハサミで切ったり。
しかも凄くかわいい。
そしてスワッグをつくる。
どれも可愛くてたまらん。
たくさん作品ができたので
自然発生的に物々交換屋さんが始まる。
わたしは、みかん一個と交換。
折角なのでまわりのお客さんに物々交換屋さんがオープンしてたよ~と
宣伝しておきました。
どうやら大盛況だったもよう。
頭や胸に花をさした人をたくさん見かけました。
子供たちの収穫物は
みかん、柿、飴、
折り紙で折られたカエルやお花。
夜にみんなで山分けしていました。
こんなところで絵本のような優しい経済の縮図を見せてもらいました。
そんなホッコリの物語でした。