氣付きの道先案内人。やまのうえスタヂオ

和歌山のやまのうえで暮らす魔女です。数年前までセルフビルドの竪穴式住居に住んでいました。そこで得た気付きや、ライフワークの草木染め、心の話。整体の話を綴ります。インナーチャイルドカード、占星術セッションZOOMでのセッションに対応しています。

対面同席五百生とクラウドアトラス

あけましておめでとうございます。

和歌山のやまのうえの魔女みきちゃんです。


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わたしの座右の銘

『対面同席五百生』です。

これは、お釈迦さまが伝えたとされる言葉で

面と向かい席を同じくしているということは、すでに500回以上過去世でなんらかの形で逢っているということだそうです。


はじめてこの言葉に出会ったのは

10年くらい前にテレビでやっていた

オーラの泉」という番組で

格闘家、現在は政治家に転身された須藤元気さんがおっしゃっていて

なんだかすごく印象に残ったのでした。

そう思って自分の周りを見渡してみると

なんて愛おしいのでしょうか。

人生で対面して席を同じくする人は

そんなに多くはないはずです。

出会っても仲良くなる人と

そうでない人もいます。

たくさんの出会いと別れを繰り返す中で

初めて会ったのに初めての氣がしないと思ったことはありませんか?

 

話していて、同じ時間を過ごしていて

心地いいという。感覚

ふとした時

江戸時代に寺子屋

ご一緒した氣がする。とか

同じ修道院にいましたよね?

という感じ。

映画をみていて

なんだか中世のフランスに惹かれるとか

ネイティブアメリカンの思想が好き。

だとか

日常の散りばめられる感覚にヒントが

あるのです。

 

以前ヒプノセラピーのセラピストさんが

おっしゃっていたのですが

その記憶が本当かどうかは重要ではない。

大事なのはそこに含まれるメッセージが

自分にとってどのような意味をなすのか?

ということです。


手塚治さんの『火の鳥

も輪廻転生がテーマとされていて

様々な時代を、同じ役者が色んな役回りで演じたメッセージ性の強い漫画として有名です。

 

火の鳥【全12巻セット】

火の鳥【全12巻セット】

  • 作者:手塚 治虫
  • 発売日: 2013/07/08
  • メディア: コミック
 

 

そんな話をしていたら友人が

「みきちゃーん、だったら

クラウドアトラス』観てよー」

とすすめてくれたので

お正月休みにかこつけて

アマゾンプライムビデオで観てみました。

 

大航海時代から崩壊後の地球まで

六つの時代500年にわたり

俳優さんたちが時には悪役、時には革命家と様々な性別、人種でそれぞれの信条に従って生きるというドラマ。

 

クラウド アトラス (字幕版)

クラウド アトラス (字幕版)

  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Prime Video
 

 

最後のエンドロールで

配役の種明かしがされていて

 

(あ~この俳優さんこの役もしてたの??)っと思うところも多々あって

 

特殊メイクの凄さと演技力に感動しました。

そこで注目なのが

同じ俳優さんが

同じ魂の役ではないというところ。

 

主役は、トム・ハンクスですが

ホウキ星のアザの

同じ魂をもつと推察される人は

時には華奢な白人青年

あるときは黒人の美人記者と

いろんな人生を生きます。


最後の崩壊後の地球では

トムが演じるのですが

それまでの人生で

ホウキ星のアザをもつ魂が出会う人の中に

トム・ハンクスが紛れ込んでいるという仕組み。

そう

同じ魂が同じボディではなくて

同じ魂のグループ同士で

色んな姿形を交代ばんこで

使っているんじゃないかという憶測。

なんだか妙に腑に落ちました。

 

時々思うんです。

わたしが

わたしの姿を鏡でみている時間より

わたしのまわりにいる人の姿をみている時間のほうが長いんじゃないかな?って。

 

ってことは私は『わたし』であって

『わたし』でないのかもしれない。

 

同じ魂のグループで

配役をかわりあいながら

時には愛する人

時には憎い人と

魂を成長させるために

色んな役をこなしているようですね。

 

そして過去、現在、未来と

時間が流れているのではなくて

今この瞬間にすべてアルのかもしれないと。


ということで今回は

クラウドアトラスの中に出てきた

名言でしめたいと思います。

 

『命は自分の物ではない。

子宮から墓まで人は他者とつながる。』

 

『僕の魂は時空をはるかに超える。』


さよなら

さよなら

さよなら