氣付きの道先案内人。やまのうえスタヂオ

和歌山のやまのうえで暮らす魔女です。数年前までセルフビルドの竪穴式住居に住んでいました。そこで得た気付きや、ライフワークの草木染め、心の話。整体の話を綴ります。インナーチャイルドカード、占星術セッションZOOMでのセッションに対応しています。

幸せレベルと新月の願い事

わたしたちは、

田舎暮らしをするうえで

決めていたことがあります。

それは

幸せレベルが低いっていいよね。

ってこと

 

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これについては

大きな危険を含んでいたことに

だいぶたってから氣付くのですが

それは後述するとして

 

どういうことかというと

コップに水が半分入っていました。

『半分しか入っていない』と思うか

『半分も入っている』と思うか

現象はそのままなのに

『半分も入っている』と思えた方が

絶対幸せよな?

ということです。


だからどんな時も極力その中にある

いい側面を見ようと努力していました。

 

山に入った当初は

洗濯を手洗いで半年ほどやっていたのですが

 

半日ほどの時間を洗濯に費やされることを知って二層式の洗濯機を導入することにしました。

今までの時間何だったんだ~

と思うほど楽になりました。

 

冷蔵庫もなかったので

乾物を使うか

保存のきく野菜を食べていました。

その当時カッコつけてベジタリアンでしたので、何とか過ごせましたが

冷蔵庫があると保存の幅が広がるし

毎日Aコープに通わなくて済むので

やはり時間の短縮につながりました。

 

テレビはいらないなと思っていたので

音楽を聞いたりラジオを聞いていました。

若いころからよく聞いていたFMラジオは電波が入らず、唯一入ったのがAMラジオでした。

8時になったらMBS

ありがとう浜村淳です。』から一日が始まっていました。

 

関西の朝に

【ありがとうの行】を

何年にも渡ってし続けてるすごい人です。

 

浜村さんのトーク力はすごくて

土曜日に最新映画の紹介をトークだけでするのですが

その臨場感が、まるで映画一本みたかのように詳細で空気感まで伝わってきました。

 

その浜村さんが

事件の裏側を解説するコーナーがあって

美人姉妹殺人事件。や

料理の腕前と気遣いで

つぎつぎと男を落とす

結婚詐欺師の話を聞いて

エー美人ってどんなんなーん?とあまりにも気になった時にポータブルテレビが我が家にやってきました。

 

三種の神器マジスゲー」

と思ったものです。

「戦後か?」って話です。(笑)

f:id:yamanouestudio:20191025141910j:plain三種の神器がきたあたり(笑)


こんな経験、なかなか出来るもんじゃないのでいいネタになっているし、滑らない話として披露できるので全て必然だなと思うのですが

ひとつ重要なことが抜け落ちていたのです。

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それは

「じゃあ私は、本当はどうしたいの?」という視点です。

日々の暮らしは面白かったし

幸せレベルが低いのでそこそこ幸せでした。

しかし子供が二人に増えて

6畳ワンルーム竪穴暮らし。

しかも急斜面を登らなければ

たどり着けない家。

 

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そのころ整体をまなびはじめていた夫が

合うか合わないか?

という話をしていました。

今の体に合うものは美味しく感じる。

今の自分にあう友達は心地よく感じる。

ということです。

じゃあ今の私たちに

この家は合わないやん!!

本当はどんなところに住みたいんだろうか?

時を同じくして

友達が

新月の願い事ってのを書いてるんだー」と教えてくれました。

 

なにそれ面白そうやん?

ということで

今の自分が本当はどうしたいのか?

どんなところに住みたいのか?

という気持ちを

完了形で書き出してみたのです。

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↑最終的にはここまで進化しました。



同じ町内で
隙間風が吹かない
遊べる子供が近くに住んでいる
光と風が入る
なおさなくてもすぐ住める
などなど

地味に普通のことやけど(笑)

今、いま、イマ

どうしたいか?の結果

引っ越すことを決めたので

家探しを始めたのです。

知り合いに声をかけて

何か所か案内してもらいました。

いまいちピンとこない

このピンとに従おうと思っていたので

焦らずに探し続けました。

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マカオで見かけたおうち  自分では住めないけど、ツタのはってる家大好きです。

 

 

するとひょんなことから

ママ友経由で

すごく素敵な家に巡り合えたのです。

 

でもこんな良い家

家賃も高いんじゃないかな~

と思い相談すると

最初の提示された価格より少しまけてくれて、希望どおりの価格にしてくれたのです。

「あんたらいい子やから」

一、二回会ったくらいの私たちに

そういってくれた大家さん。

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↑こんな綺麗な川もそばを流れています。

 

昭和な木のサッシや

昔ながらの柄入りのガラス

この壁は、ほうの木。

ここはかりんの木。

愛おしそうに

思い入れがある家を説明してくれました。

 

大家さんいわく

孫が二年前まで住んでいたので

給湯器は新品にしたばっかりやし

あちこち直しているので

友達が

「重機あるからこぼそか?(解体しよかの意味)」っていうてくれて悩んでてん。

住んでくれてちょうどよかった。

とのこと。

まさにベストタイミング。

すべては必然。

家探しは出会いもん。

落ち着いてから

ノートの間に挟んでいた

新月の願い事がでてきました。

そのほとんどが

叶っていたのは言うまでもないでしょう。

 


今日のまとめ

【今幸せなのは大事だけど、ほんとはどうしたいの?という視点をもとう】